世間的にはiPadやら新型iPhone4やら、世界不況もどこ吹く風イケイケドンドンのApple。
アタシ自身も基本未だにマカやし、iPhoneユーザやし、結構なこっちゃと今までずっと好意的に見てたけど。
今回iPhone4と同時にリリースされたiOS4の仕様変更で、一部アンチから聞こえてたAppleの専横っぷりを実体験させられることになった。
「フォトアルバム(with Geotag Editor)」っていうiAppがある。
正確に言うと、「ある」でなくて「あった」。
実はiPhoneカメラで撮影された画像データには、撮影場所・撮影日時等の情報が書き込まれてるのだが、iPhoneにデフォルトで組み込まれてる「写真」Appでは、ユーザがそれらの情報を見ることは出来なかった。
(iOS4になって、撮影場所の情報は参照可能になった。)
「フォトアルバム」ではこれらの情報にアクセスして、個々の写真の撮影履歴等を見たり、GPS不正で撮影場所情報がズレてたら手書き修正したり、メモ欄
(◆)に覚え書きを入れておいたり、、、と、デフォルト「写真」Appのヘタレっぷりを補完してくれる、お気に入りのiAppだった。
ところがOSをアップデートしたら、この「フォトアルバム」が「写真データがありません」などと言い出して、画像を表示してくれなくなった。
「どういうこっちゃ???」とAppStoreを覗いてみたら、なんと「フォトアルバム」自体がない!
PCから
作者様のサイトへアクセスして、ようやく事の次第が判明。
今年の2月、Appleから「iPhone内のカメラロールへ直アクセスするアプリは、規約に沿ってないので削除する」という通達を受けた、というのだ。
作者によれば、元々プライベートAPI等は一切使用していない、とのこと。
つまりそれって
「AppleがそれまでAPIも公開してアクセス許可してた領域に、ある日突然『以後一切アクセス禁止!』と一方的なお達しを出して、関係ベンダーを締め出してしまった」
ってコトじゃねぇか!
そしてAppleはこの「新方針」に則って、iOS4ではカメラロールへアクセスするAPIそのものを削除、
このベンダーAPIに頼って礼儀正しくカメラロールにアクセスしてた「フォトアルバム」は、最早「写真データがありません」とお手上げするしかなくなってしまったワケだ。
従って現在AppStore内にある写真アルバム系アプリは、全て一旦カメラロールから画像をコピって自前ファイルとして保存し、それに情報付記するような二度手間なものしかない。
カメラロールへの直アクセスを突然禁止したAppleの理由や意図は知らん。
けど、作者ブログ等を読む限り、ベンダーやユーザへのリサーチなどは全くないまま、ある日突然一方的に通告してきた、としか言いようがない。
これまでのAppleのやり方やJobsの性格考えると、今後もこういうコトは幾らでもありえるやろう。
個人的には、こういうやり口ってホンット大嫌いなのである。
かつてAppleはMacOSの閉鎖性のせいで、不出来な後発GUI OS=Windowsに市場を奪われた。
こんなコトをAppleが続けるんなら、今度はAndroidで同じ憂き目を見てしまっても構わん、とすら思う。
...と言うてもそのAndroidにしたってGoogleやし、何をかやりだすか分かったモンじゃないのだが。。。